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教育コラム

【エンジニア連載】教育

2025.04.18

インターン生、新卒に向けてエンジニアの仕事や考えを紹介する連載です。
今回は「教育」についてです。

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<まとめ>
・じっくり向き合う
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■ やり方は教えない
エンジニアの仕事には正解はありません。全てはケースバイケースです。同じ問題もありません。そのため具体的なやり方を教えてもあまり意味がなく、考え方や原理原則を伝えるようにしています。自分でやってみる方が楽しいですし。

■ 余白を持たせる
詳細に説明すると見方が固定化されるため、抽象的に伝えて自身で考えてもらうようにしています。この連載はやや書きすぎな気もしますが。

■ 対話
考え方というのは言葉で伝えても身につきません。考えるプロセスを繰り返すうちに身につくものです。対話を通して考えるヒントを伝えるようにしています。

■ 機会をつくる
人に教わったことはやがて忘れてしまいますが、自分で悩んだ末に掴んだ感覚は忘れません。教える側ができるのは課題を設定して、悩む機会や失敗する機会を与えることだと思います。後は見守るのみです。

■ まるごとやらせる
エンジニアの仕事は身体で覚えるところが大きいです。個別に学んでもあまり意味がなく、全体を扱わないといけません。泳ぐならまず水に飛び込んで泳ぐ。泳ぎ方の理論やフォーム練習はそれからです。なので小規模でもいいのでシステムをまるごと担当してもらうようにしています。自分で考えて作ってリリースしてフィードバックを受けて改善する。その全体感を知ることが重要だと思います。

■ 学ぶコツ
最後に技術を学ぶコツを書いてみます。
・原点から見る:技術は時間とともに複雑化します。初期から変化のベクトルを見ましょう。
・低レイヤから見る:技術は抽象化のレイヤを重ねます。低レイヤの理解が高レイヤの理解を助けます。
・原理を見る:技術の変化は早いですがの原理は大きく変わりません。原理を理解して応用しましょう。
・有機的に捉える:技術は単独では存在せず、他の技術と関連して存在します。周辺も見ましょう。
・新しいものに触れる:いつでも新しい技術を吸収できる準備をしておきましょう。
・身体で覚える:技術は手を動かして実践で覚えます。考えて手を動かす。その繰り返しです。

努力して立派なエンジニアを目指してください。
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