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教育コラム

データで見る就職活動

2022.06.06

Mogic社内向けのレクチャー資料(通称:冒険マップ)の内容を抜粋。
何の前知識もなく取り組むと不安だらけなことも、世の中にある情報を見ていくと
多少は輪郭が見えてきて対策を考えられるものです。
今回は就活活動についてです。

▼目次
1) 進路を決めるコツ
2) キャリアを俯瞰する
3) 就活の悩みランキング
4) 就活と親との関係
5) いい会社と悪い会社

1) 進路を決めるコツ
就活でやりたいことに迷った時には、
「お金稼げる軸」と「やりたいやりたくない軸」でマッピングしてみましょう。

・お金を稼げる & やりたこと =Aコーナー
・お金をあまり稼げない & やりたこと = Bコーナー
・お金を稼げる & やりたくないこと =Cコーナー
・お金をあまり稼げない & やりたくないこと = Dコーナー

社会人のスタートは大抵はBかCコーナーで就活ではここで迷います。
そして将来的にみんなが目指すのはAコーナー。逆はDコーナー。

この時にB→Aを目指すのと、C→Aを目指す場合とで
異なる特徴が存在します。

そういったことを考えながら最初に就職する企業を考えてみると
1つの判断軸になるかもしれませんというお話です。

2) キャリアを俯瞰する
学生と社会人は大きく異なります。
学生:学校にお金を払って、あなたにサービスを受けさせてくれている
社会人:会社にサービスを提供して、お金を受け取っている
まずはサービスを受けていたお客様ポジションから、サービスを提供するポジションに移動することが大切です。

その後今の40代ぐらいからは、年金は75歳からの支給になるでしょう。
そうすると、22歳 → 75歳(53年働く?!)ことをどうするか、考えないといけなくなります。
75歳まで働く時点で、もはや働くこと=生きることと同義です。どう生きるのか、それには「戦略」が必要になります。

3) 就活の悩みランキング
サイトやアンケートによって変わってくる悩みランキングですが、
一般的にどういう悩みにぶつかりやすいかを事前に知っておくと
自分の状況を客観的に分析することができ、戦略を早めに立てることもできるます。
知っておいて損はないです。

一例を紹介します。
第1位 やりたい仕事が見つからない
第2位 就職できないかもしれない
第3位 ブラック企業に就職しそう

4) 就活と親との関係
就職活動は、自分の未来のためのものです。
しかし、どうしても親御さんの心配な一言や期待感がプレッシャーとなることがあります。

こちらも3)の内容と関連するところですが、
就活の時には親との関係で揉めることも多いようです。

大企業に入って欲しいと意見されたり、地元に残れと言われたり。
家庭環境にもよるでしょうが統計的にはいざこざが起きやすいポイントです。

揉めてしまってからだと中々冷静に話し合うことも難しいので
事前に心構えをもって臨みたいところです。

5) いい会社と悪い会社
自分にとって、いい会社という基準もありますが、
一般的な目でいい会社と悪い会社の情報もオンラインで出ていますので参考にしてみましょう。

いい会社の条件例
・高い利益を上げている
・給与が高い
・労働時間が少ない
・有休消化率が高い
・従業員のキャリアに関する発言が多い
・雇用形態の選択肢が多い
・退職率が高すぎない
・復職・出戻りの社員が多い

悪い会社の条件例
・休日返上が当たり前
・時間的束縛が厳しい
・人材が長く残らず次々退職する
・勤務地から遠く離れた場所で求人を募集している
・社員同士のケンカが多い
・経営者、社長の権力が強すぎる
・社内体制がなんだかおかしい
・求人情報、面接などで極端な表現がある