インターン生、新卒に向けてエンジニアの仕事や考えを紹介する連載です。
今回は「コミュニケーション」についてです。
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<まとめ>
・相手とその先のことを考えて伝える
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■ コミュニケーション
相手が分かるように情報を伝えることです。
質問の意図を理解する。平易な言葉で伝える。相手の立場で考えることが大切です。コミュニケーションは会話に限らずメールやチャット、提出資料、ソースコードのコメントもコミュニケーションです。
■ 共感
相手の立場で考える土台は共感です。相手が困っていれば気持ちを共有する。似た状況で困ったことがある人は、思いやりのある良いコミュニケーションができるはずです。自分事として捉えられる範囲が広い人は良いエンジニアになれるはずです。
■ 脳の構造
人によって脳の構造が異なり、理解しやすいものも異なります。文章と図、メールと電話だと何を好むか。情報の構成をどうするか。抽象度(粒度)はどれくらいか。情報量はどうするか。タイミングはいつがベストか。相手を観察しましょう。
■ 伝えた先
伝えたものがどう利用されるかまで考えます。お客さんからの問い合わせへの質問であれば、そのまま返信として使える文章で返す。担当者が社内で説明するために使う資料なら、説明しやすい構成にする。1手先、2手先を考えて返答ができると相手にも喜ばれるでしょう。
■ 氷山の一角
人が伝えるものは部分です。表に出たものだけに捉われず、奥にも眼を向けてましょう。
■ 発展編:コミュニケーションの設計
プロジェクトが大きくなると関わる人も増えます。情報がうまく伝わるようにコミュニケーションを設計するのもエンジニアの役割です。
■ 発展編:コミュニケーションの技法
今回は情報の伝達という側面に絞りましたが、コミュニケーションには様々な目的と技法があります。研究してみてください。