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日常

階段の本棚

2023.06.26

1階の玄関前に売りに出される本たちが箱に詰められていました。
社内の本が増えてきたので整理がされるようです。
中を覗いてみると哲学、心理学、文化人類学、数学や宇宙、エッセイ、グルメや暮らしの本など実に色とりどりです。

これらの本は、箱に詰められる前は社内の階段脇に並べられていました。
4階までの各階の階段脇に数十冊の本が陳列されているんです。
フロアを移動するたびに目に入り「あ、面白そう」と立ち止まってパラパラページをめくっている人も見かけます。コーヒーをいれながらのんびり読んだり、貸りていくこともOKです。

これらの本はイノプロ(イノベーション&プロモーション)チームが運営していて、
みんなが興味を持ちそうな本を見つけてきてくれます。
毎週月曜日の朝に新しく棚に加わる本たちがdiscordで紹介されて本棚に仲間入りします。
週明けに楽しみにしている人も多いんじゃないでしょうか。

最近追加された本をいくつか紹介です。
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<文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室>
ハイファンタジーの傑作『ゲド戦記』や両性具有の世界を描いたフェミニズムSF『闇の左手』などの名作を生み出し、文学史にその名を刻んだアーシュラ・K・ル=グウィン。 本書は、ル=グウィンが「自作の執筆に励んでいる人たち」に向けて、小説執筆の技巧(クラフト)を簡潔にまとめた手引書である。

<サブカルチャーのこころ>
心理カウンセラーとともに、漫画・アニメ・ゲーム・映画・アイドル・ファッション・インターネット・ボードゲームなどの現代日本のサブカルチャーをめぐって、そこに潜むこころ、好きになる人のこころを味わいます。――①みんながハマるのはなぜ?/②長く楽しまれているのはなぜ?/③憧れ応援するのはなぜ?/④創り表現するのはなぜ?/⑤仲間と集まるのはなぜ?

<13かいにはきょうりゅうがいる>
早く眠りたいお客さんがナカヨシ・ホテルにやってきました。ところが客室ではネズミがぐっすり。彼は代わりの部屋を探して、部屋から部屋へ。フロアからフロアへ。でも、どの部屋にもブタやクモやキリンたち。そして13階へ行くと――独創的なユーモアに大笑いの絵本。
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オススメの本があると「これ読んでみなよ」と誰かに手渡すこともあります。
「おお面白い、よし隣にパス」という感じでくるくる回し読みされていきます。
新しいことに触れる喜びの風がさーと吹いてさざめくようです。

会社でありつつどこか学校みたいなところもある、Mogicは不思議な空間です。