先日、プロの料理家の方が
家庭料理におすすめな簡単レシピを
作る動画を何気なく見ていました。

レシピ自体はとてもシンプルですが、
工程の合間に入れるちょっとしたひと手間が
実はとても重要なんだそうです。

各作業はとても些細なことですが、
小さなひと手間を積み重ねた結果、
最終的な仕上がりが全然違ってくるなと
見ながら気づかされました。

このことはきっとどんなモノ作りにも
共通して言えることだと思います。
が、言うは易し行うは難し。

日々のコーディング作業の中でも
忙しかったりその日のコンディションによって
どうしても細かいとこが疎かになる場面があります。

少し手を抜いたり、深く考えずに勢いで組んだり
不要な箇所を整理することを後回しにしたり......。

長年やり続けていると、その時にサボった数分間が
いずれ数時間、下手をすると数日単位のしっぺ返しになると知っているので、
サボる自分を徐々に律することができるようになりますが、
それでもクオリティのムラが完全になくなることはないです。

なので定期的に見直し点検をすることは
とても大事なことだと感じます。

小さな工夫や改善で生み出される差は
ある時点ではなかなか気づきにくいですが、
いずれとても大きな違いとなってきます。
逆もまた然りです。

単体では小さな問題だからと色々と放置し続けた結果、
最終的にどうしようもないものが出来上がることも珍しくありません。

細部をしっかりと丁寧に詰めていくことが
いいものを作るコツの1つかもしれません。