先日のとあるミーティングの一コマ。
サービスにつけるグラフ機能について議論をしていました。
デザイナーさんが持ってきた案をたたき台に各々が意見を出し合います。
「デザイン的には他社のサービスではあまり見かけたことがなくて面白い。」
「ちょっと伝わりにくそうな部分があるからこうするのはどうでしょう。」
「それだと実際に利用しているお客さんの使い方からすると想定した見え方にはならなさそう。」
「ここを見る人たちを想像するにここは削ってしまってもいいかもね。
逆にこの部分は揃えないと整合性がとれなくなりそう。」
「そのデータを出すとすると処理的に少し重くなるかもしれないですね。
けどこういうデータなら出せそうだけどどうですか。」
「あーそれならこうしちゃうのも手かもね。」
デザインと実装、お客さんの利用方法と他社との差別化など
複数の視点を話しながらカチャカチャと切り替えてより良いアイデアを探していきます。
そして、議論をすると同時に色んな視点からアイデアを精査していくプロセスが、
自然とメンバーに教育もされて浸透していくようです。
改めて考えてみるとこの話をしながら一緒に考えるスタイルの教育は、
社内のいたるところで行われている気がします。
教えるというより教え合うという方がイメージに近いかもしれません。
はじまる前は誰も行き先は知らないけど、
話しているうちに遠い場所に辿り着いたとしたら楽しそうですね。
その時にいるメンバーやコンディションで結果も変わってくるはずです。
もちろん道に迷うことも往々にしてよくありますが……。