BE(ベーシックエデュケーション)チーフYと先輩デザイナーのKちゃんが、
デザイナーインターンRちゃんにインターン時代の学びについて聞いてみました。
デザイナーとしてのスキル、成長プロセスについて、
自身の経験を言語化してくれています。
▼ インタビュー内容
・社内の居心地はどうでしたか?
・どんな業務をやってきましたか?
・身についた専門スキルは何ですか?
・デザインやコーディングで刺激をもらえたことはありますか?
・一番成長したなと思うことを教えてください
・印象に残っているフィードバックはありますか?
・Mogicらしい教育はありますか?
--------------------------------------------------
そしたらインタビューはじめていきましょう!
前半は先輩デザイナーのKちゃんから、後半は僕の方から質問していきます。
じゃあ早速Kちゃんからお願いします。
はい、そしたら最初の質問から。
インターンで1年5カ月くらいかな、
Mogicで働いていて居心地はどんな感じでしたか?
居心地は普段からとても良かったなと思っています。
自分のデザインに対する意見をしっかり聞いてくれた上で、
それだったらもっとこうしたほうがいいよねとか、
私の意見を取り入れつつ提案やアドバイスをしてくれるところが
暖かい感じがしてすごくいいなぁと思っています。
これはうれしいですね(笑)。
ありがたい。
少し話はずれちゃうかもなんだけど、
イベントに巻き込まれたりもしたじゃないですか。
そういうときはどうでした?
年末のキッチンカーのイベントに、
すごい戸惑いながら参加していたんですけど、
とりあえず引っ張ってもらったので.......。
サングラスをかけてここにいれば大丈夫みたいな感じで(笑)。
かけてたね(笑)。あれはびっくりした。
私もびっくりしました(笑)。
ちょうど出社してたから巻き込まれたんだよね。
あの写真探さないと。
懐かしいです。
そしたら次の質問にいきますね。
Mogicではどんな業務をやってきましたか?
業務ではサイトのレイアウト、コーディング、デザインなど色々やりました。
最初にSWS(石神井公園Webスクール)のサイト制作を担当したんだっけ?
そうですね、SWSから始まりました。その次が年賀アプリ......。
暗い(笑)。年賀アプリは大変だったね。
大変でした(笑)。年賀アプリではゲーム全体のデザインと素材を製作しました。
その後は採用ページの特集記事も担当しました。
ランディングページからゲーム作りまで幅広くやってきたよね。
その中で身についた専門的なスキルはありますか?
Mogicでのデザイン業務を通して、
サイトでユーザーの視線をどう誘導するか、
デザインを通してユーザーにどう感じてもらうか、
どのように構成すると見やすいかといったことを
多面的にしっかりと考えるようになリました。
スキルとはまた別かもしれないですけど、
デザイナーとしての思考力みたいなものは身についたと思います。
なるほど、ランディングページとかメディア記事みたいな、
導線が大事になるサイトを担当することが多かったもんね。
考え方のところは特に身につくところなのかもしれないですね。
考えてるうちに混乱することはなかった?
ありました(笑)。デザイナーチーフの方から
「混乱した時は、一度言語化してみるといいよ」ってアドバイスいただいて、
ノートにどこを悩んでいるのかを書き出して整理してました。
なるほど。最初の頃と比べて、コーディングやデザインをするときに感覚的に変わったとこってある?
自分のデザインの意図を相手に説明する場面が多かったので、
そこの言語化は少しは上達したのかなと思います。
あと今までは自分の感覚に頼って作ってしまうことが多かったんですけど、
引いて客観的に見るということを覚えたような気がします。
そしたらこの流れで次の質問になるんだけど、
Mogicのインターンで刺激をもらえた瞬間みたいなものは何かありますか?
マイクロテックがだいぶ衝撃的でした(笑)。
企画の部分から実際に作る部分までをやったのが多分マイクロテックだけだったので、
そういった一連の流れを考えるのってすごい大変で......。
コンテンツって何度も練り直して、ようやくできるものなんだなって。
イラストもあまり描いたことがなくてやりきる自信がなかったんですけど、
とりあえず手を動かすうちになんとかなるんだなという感覚が身につきました。
その経験で、今まで自分の限界とかを決めがちだったんですけど、
頑張ればなんとか超えられるんだみたいな感じの刺激を受けました。
確かに、年賀アプリを超えてからRちゃんの雰囲気が変わってきた。
それは思います。スタンスかな?殻を破ったというか。
やれば終わるみたいな体育会系の発言が増えて、若干キャラ変わったよね。(笑)
じゃあここからは僕の方から教育まわりで聞いていきたいんですけど、
働いててて、自分の中で一番変わったなみたいなところはありますか?
今までの質問に含まれている部分もあるかもしれないけど。
さっきと被るところもあるんですけど、
今まで一部をデザインとかで一部しか見ていないことが多かったんですけど、
全体を俯瞰して見られるようになったと思います。
あとはデザインに対する知識が浅かったんですけど、
ユーザーがいるからデザインが成り立っているみたいな、
そういう考え方があんまり今までできていなかったので、
そういう視点を得たところが一番成長できたと思います。
なるほど。ユーザーさんに届けるという目的がまずあって、
そのためにデザインという技術があるみたいなそういう感じかな?
はい。そういう視点です。
大学の授業だと作品の造形の美しさなどについての評価はされるんですけど、
それとはまた違った目線のデザインを知って考え方の幅が広がったと思います。
確かに、Mogicは作った先のことを議論することが多いかもしれないね。
あと個人的には、Rちゃん話すのがすごくうまくなったと思うんだけど、Kちゃんから見てどう?
それはすごく思っていて、
面談をしている時とかも最初は「ここが分からない」という感じだったんですけど、
「今こういうもので進めているけど、果たしてこれがこっちでいいのかあっちでいいのか悩んでいる」
みたいにどんどん解像度が上がっていきましたね。
そっか、Kちゃんは定期的に面談してたもんね。
入社した時からKちゃんがメインでデザインも見てきた感じなの?
一応私はメンターとしているんですけど、
デザイナーみんなで見守っていたというイメージが強かったですね。
プロジェクトによってデザイナー以外のメンバーからも確認やフィードバックをしてもらうこともあって
多面的な人との関わりがあったかなと思っています。
全員体制だ。でも確かにインターン生は関わるプロジェクトごとにいろんな人と話すよね。
その中で色んな人からフィードバックもらったと思うけど、特に印象に残っているものってある?
採用メディアの記事づくりの時に探偵をテーマにしていたんですけど、
デザインだけじゃなくて言葉や表現だったりいろんな要素を
探偵に合わせないと違和感があるという話をされたのが印象に残ってます。
今までは世界観をつくりたいってなった時には
ふんわりとしたイメージから起こすことが多かったんですけど、
そうじゃなくて客観的な事実に基づいた、
探偵だったら実際の探偵業についてもきちんと知ったうえで、
その世界観の作り込みをする必要があるんだって。
そうしないと人によっては納得感が出なかったり、
違和感が気になって読みにくいという可能性があるってことを知れたのは、
最近の出来事というのもあるんですけど、一番残っています。
イメージを作る時に自分のイメージだけじゃなくて
客観的な事実もきちんと盛り込むってことか。めっちゃレベル高いね(笑)。
めっちゃ難しいです(笑)。
そしたら最後の質問に行きましょうか。 学校や独学と違う、Mogicの中の教育の特徴的だなと感じる部分はありますか?
いいなって思うのは、一番最初にも触れたんですけど、 インターン生の言葉だったとしても、それを尊重して一緒に意見を考えて方向性を決めたり、 提案をしてくれるっていう、教育の形がとてもいいなと思っています。
逆にもっとこうして欲しかったとか、こうしておけば良かったとかはある?
自分の中でできなかったことは結構たくさんあるんですけど、 マイクロテックの時だったりとかでは、 本当はいろんな人に話しかけてアドバイスとかをもらうべきだったんだろうなって思うんですけど、 なかなか人見知りだったり、話しかけるのが苦手で……。 人にアドバイスをもらいに行ったりみたいなことがうまくできなかった部分では、 もっとちゃんと自分の成長のためだったり、 そのコンテンツをもっとクオリティーを上げるためにできたことは たくさんあったんじゃないかなみたいなのは考えたりします。
もう十分できている気もするけど(笑)。コミュニケーションはすごく上手になってるし。
なっています。本当に。
ありがとうございます(笑)。
さてと、じゃあ僕らからの質問はこれで以上なんだけど、 Rちゃんから何か聞きたいこととかあります?物申したいこととか。
えっと、私に対してこういうところをもう少し直した方がいいみたいなこととか、 そのためにはこうしたらいいんじゃないかみたいなのがあれば聞いてみたいです。
おお......。Kちゃんあります?
えーと、ちょっと待ってください。
重めの来たね(笑)。
答えにくい質問をしているのは理解しているんですけど(笑)。
なんだろうね。何かあるのかな。 今のRちゃんは、自分でデザインを深めてコーディングを行うところはかなりレベルがあがったと思うんだよね。 世界観を作るのも上手だし。 だから次は、Rちゃんが得意なところと違う面、 例えば他の人とチームワークを発揮することだったり、 とにかくスピーディーに仕上げるところだったり、 できることのバリエーションが増やせると幅が広がるってより強みも活きてくるかもね。 もっとやりやすくなるんじゃないかなって思います。
私はそうですね……。私自身も人に話しかけるのは得意じゃないところがあるんですけど、 急にできるようになることじゃないと思うので、 ゆっくり自分の心と対話しながら、自分自身と向き合いながら少しずつ慣らしていければいいんじゃないかなって。 Rちゃんはこれから新しい環境に行くから、まずは自分自身のことを大事にしてあげて、 そこから徐々に周りとの関係も含めてほぐしていってあげるといいのかなと思いました。
お二人ともありがとうございます!