MogicOBOG会に参加してくれたOBOGがアンケートに回答してくれたので、
そちらの内容を紹介していきます。
回答者:キタムー
所属チーム:EN(エンジニアリング)
*過去の記事はこちら
【対談】エンジニアとプログラマー
【対談】VUCA時代のエンジニア
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Q1. ⼊社前後で⾃分の中で⼀番変わったところ(または成⻑できたこと)を教えてください。
効率を重視しすぎる効率厨な面に対する自分自身のスタンスが一番変わったかなと思います。
効率厨といっても本当に必要なことしかしないわけではなく、のんびり何もしない時間を過ごしたりだらだらと惰眠をむさぼることはもちろんしていますし大好きです。矛盾してますね。
学生時代に感じていた自分の中でのやるべきことは、良い会社に就職して安定した生活を送れるように勉強をしたり自身のスキルを高めたりすることでした。ここに向けて最短の道を探すことが正しいと思っていましたし、関係のないことは心のどこかで無駄だと考えていました。
しかしMogicで求められるアウトプットには、この思考で生きてきた人間は全く適応できませんでした。単純にアルバイトのエンジニアとして要件を実現するシステムを実装していくだけなら困らなかったかもしれません。ですが求められたのは、自分の経験や感情から決められていない何かを創り出すことでした。
今までと同じような思考法で企画を作ろうとすると、どうしても単調で予想ができてしまうものになってしまいます。こんな時に役に立つのが、日常の小さな出来事や個々人の好きなことでした。企画に関わりなさそうなことでも話しているうちに新しい発想に繋がり、他の人の好きに触れることで自身の世界が広がりました。
今でも効率を求めがちな面も残っていますが、無駄を楽しむことができるようになったと思います。
Q2. 他のバイトやインターンを経験して、Mogicのここが他とは違うところを具体例も交えつつ、教えてください。
最も違うのはMogicはインターン生に利益貢献を全く求めないところかなと思います。
私は社会経験が少なくMogicを含め3社でしか働いたことがありませんが、他の2社はアルバイトやインターン生にも当たり前に利益貢献を求めてきます。教育をしてくれるとは言っても、それは利益を出すために必要な初期投資であり従事する仕事に関係あることのみです。
一方でMogicでは、仕事に必要なことのみではなくもっと広い範囲でインターン生を育てています。エンジニアとしての技術的な面はもちろん、社会人として生きていくための秘訣や私生活を豊かにするためのヒントも教えてくれます。さらに年賀アプリや社内向けアプリなど、利益に繋がらない企画に社員と一緒にアサインして試行錯誤する時間をたっぷりと与えてもらえます。他社では絶対に見られない特徴だと思います。
さらに驚いたのは、インターン生を全く囲い込まない事です。他社においてインターンを採用し教育するのは、あくまで成長し働き続けてくれることで投資分を回収できる見込みがあるからです。ですがMogicでは育てたインターン生の意向を汲み、他社に行きたければさらっと送り出してくださります。
もちろんMogicにも新しい人が来ることで新しい風が入ったり、教育する側が育つメリットがあったりすることは分かります。それでも他社にないこの姿勢はインターン生にとってありがたい特徴だとと思います。
Q3. 楽しいだけじゃない!Mogicの意外にここは厳しいところだと思ったところを具体例も交えつつ、教えてください。
働いている中で厳しいなと思ったところは特に無いかもしれません。ひたすらゆるっとしてましたし。
唯一かすかに残ってる記憶で厳しいなと思った覚えがあるのは、何かしらミスがあった時にワークフローがしっかりと組めていないと詰められていたことです。詳しいことは覚えてませんが、社内で何かしら同じミスが発生したときだったと思います。ワークフロー化(仕組み化)ができていないからじゃないのか、とお話していたのを横で聞いていたような気がします。
ミスを繰り返さないために再発防止策として仕組みを作るのは大事なことだと、社会人になってからより一層感じます。さらにこうして仕組みが悪いとして組織的に見直すことで、個人の責任として責めを負わせないことも大事であると思います。
インターンをしている当時はそこを詰められるんだなーと思ってたような気がしますが、今振り返ってみるととても大事だし、ここを厳しく追求しているのは良い会社だなと感じます。
あと厳しいところではないかもしれませんが、命令系統がちゃんとしているのも意外に思っていた気がします。普段はフラットで風通しが良いですが、代表をトップとした組織としてのトップダウンがしっかりと通るように組織作りがされていました。なにか緊急のことがあったとき等のためでしょうが、ギャップを感じたのを覚えています。