Mogicに新しく入社したヒトには
最初の3ヶ月ほどメンターがつきます。
ディレクターのMさんは
入社時にエンジニアS氏のメンターを受け、
今回は新卒デザイナーCちゃんのメンターを担当。
メンターの両方の立場を経験したMさんに、
メンター制度についてアンケートで聴いてみました!
メンター制度についてはこちら
【コラム】メンター制度
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Q1. 入社時にメンターを受けた時はどんなことをしてましたか?
「最近どう?何か悩みある?」から始まり、世間話や、日頃の何気ない出来事について意見交換(こういう見方もあるんじゃない?等)をしていました。
あとは回数を重ねる中で私が「物事の抽象化」が苦手だと判明し、そのトレーニングもしていただきました。具体的には、課題図書を読んで、題材に縛られずその背景にあるテーマや理論を大きく捉える(仕事に置き換えると〜/日常で例えると〜等)という感じです。
Q2. その当時はどう思ってました?あと今振り返るとどうですか?
最初は「お忙しいだろうに、こんな世間話に時間を取らせてしまっていいのか…」と申し訳ない気持ちになることもありました。でも結果的に、Sさんとたくさんコミュニケーションが取れたことでお仕事の相談もしやすくなりました。 入社後のまだ慣れない期間に何気ない話をたくさんできて、「気軽に相談できるお兄ちゃん的存在」になったので(勝手に)安心感がありました。
「抽象化トレーニング」は、当時悩みだった「相手に伝えるための例え話が思いつかない!」を解消してくれたと思っています。何かに行き詰まった時は、「抽象化、抽象化…」と意識する癖がつきました。
あとは余談ですが、課題図書が普段自分では絶対選ばないテーマ(宇宙やゲノム食品など)だったのと、それに対してSさん(THE理系、エリート)の解釈や意見を聞けたのも、私(文系、ぽんこつ)には世界が広がってとても刺激になりました。
Q3. メンターを担当することになった時はどんな感じでしたか?
「私でいいのか…?」「Sさんにもらった位の学びや気づきを私がCちゃんに与えてあげられるのか!?」という不安と何だか申し訳なさでいっぱいでした。
でもせっかくCちゃんの時間を使うのだから、1つでも多く何か伝えたい、私が渡せるものは何でも渡したい!という必死さもありました。とはいえ、何をどう伝えたらいいのか、何を求められてるのか、何ができるのか…に頭を抱えっぱなしでした。
Q4. メンターを担当する中で気づいた点や悩んだ点はありますか?
まずは、「私が与えなきゃ」と力みすぎていたということに気づきました。 自分が新卒や他の会社で血を吐くような辛い想いをたくさん経験した分、そこで得たものを少しでも彼女にあげたい!という想いで必死でした。
でも本当は、メンター面談の目的は「いざという時に相談できる存在」を作ることだと途中で気づき、ハッとさせられました。 それに、「一方的に与える」のではなく、「相手と話す中で発見がある、自分で何かに気づく」ことが大事で、無理に与えようとしなくていいということも分かりました。
あとは最後まで、「自分とのメンター面談が彼女のプラスになっているのか?」を悩み続けましたが、結局答えは出ませんでした。笑 でもメンターで毎週話す中で、私は彼女の知らなかった一面も見れたし、メンターが終わって関係性も終わるわけではないので、これから一緒に仕事をする中でもっと距離が近づいたり、お互い発見や気づきがあればそれで十分!と、今では思えています。
メンターをしてもらう側からメンターをする側と両方経験できたので、違う視点や考え方が広がったと思います!