7月中旬から、MicroTech(マイクロテック)に参加しています。一言で説明すると、インターン生が中心となって、なにかひとつのサービスを作ってみようというものです。まずはインターン生みんなで話し合ってサービス内容を決め、その後デザイナーとエンジニアインターンに開発をお任せするという流れで進みました。
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今回のMicroTechのお題は、社内で使っている既存のじゃんけんサービスに代わるサービスを作ることでした。と言っても、そもそもなぜ会社にじゃんけんサービスが必要なのか、思われる方がほとんどだと思います。
実はMogicには、しばしばおやつが配られるという少し変わった文化があります。今までの例では、ロールケーキや桃、スイカなど。基本的にはその日に出勤している人全員に平等に行きわたるよう、うまく切り分けられるのですが、どうしても大きさに差が出てしまうことがあります。
そんな時、おやつを選ぶ順番を決めるためにじゃんけんサービスが使われます。じゃんけんで勝った人から順に、カットが大きいスイーツやくだものを手に入れることができるというわけです。
そのじゃんけんサービスですが、シンプルなデザインが特徴でもあり、課題点でもありました。そこで、もっと遊び心を持たせたワクワクするようなサービスを考えようと、インターン生がMicroTechとして取り組むことになりました。
MicroTechを進める中で、企画からアイディア出し、案の絞り込みなど、たくさんの経験をさせていただきました。その中でうまくいかなかったことや指摘されたこと、学んだことはたくさんありますが、今回は一点に絞って書いていこうと思います。
それは、自分たちが考えた企画を他の人にもわかるようにプレゼンすること。言い換えれば、伝える相手を思いやり、想像することです。
インターン生同士での議論が進み、一旦企画としてまとまったタイミングで、企画内容を全く知らない社員さんにプレゼンする機会をいただきました。我々インターン生としては企画内容に自信を持っていたのですが、その社員さんからは困った顔で、「つまりどういうことなんだろう?」と言われてしまいました。
発表する側から見ると筋道が通った説明でも、企画の前提条件の説明を飛ばしたり、「これくらいはわかってくれるだろう」という甘い考えが出てきてしまっていました。
企画や議論の段階では盛り上がったり、熱を入れて話し合うことも大切ですが、人に伝えるためには、それだけでは足りません。「自分たちの言いたいことを的確に伝えられているだろうか」「必要な情報を余すことなく伝えられているだろうか」というように、意識的に一歩引いてみる必要があるのだと学びました。
伝える相手のことを思いやり、想像すること。当たり前のことのように思えますが、突き詰めるととても難しいことだと思います。プレゼンの場以外でも、常に思いやりと想像力を意識していきたいと思います。
三階の一室に籠り、時にはアイスを食べながら、星のカービィのタイマーで遊びながら、MicroTechの議論をした時間はとても充実していて、インターン生の仲も深まりました。また、つきっきりでサポートしていただいた社員の方には感謝してもしきれないほどです。
サービスの詳しい内容については新・じゃんけんサービスのリリースをお待ちください。
おっと、申し遅れました。オレ、ワタナベです。最近、雲がいろいろな動物に見えてきます。今日はゾウとバクをミックスした動物が見えました。これも一種の想像力ですね。