Mogicに入社してから、早くも2度目の夏を迎えました。
夏といえば…そう、毎年恒例「MicroTech」の季節です!
今年、私たちインターン生に託されたミッションは、ゲーム『夏の夜にゴミを捨てさせて』のプロモーション動画を制作すること。(ちなみにこのゲーム、何度か挑戦してみたのですが、まだ一度もクリアできていません。)
プロジェクトのスタートとして、まずは動画の“核”となるストーリー作りから取りかかりました。 その中で最初に決めたのが、社員の方に出演していただくということ。そして、カメラマンを“リポーター”という設定にし、出演する社員の方にホラー体験を語っていただくことで、視聴者にリアルな怖さを伝える――そんな構成で進めていく方針を立てました。
その後、ある社員の方から「まずは絶対に必要な“骨組みのシーン”を決めるのが大事」とアドバイスをいただき、細かい演出や設定は一旦後回しに。まずは最小限必要なシーンの洗い出しから、準備を進めていきました。
ところが、いざ撮影に取りかかろうとしたところ、出演してくださる社員の方から「もう少し具体的なセリフがほしい」というご指摘がありました。 自分たちが当たり前だと思っていた設定や流れを、初めて目にする人に対して十分に配慮できていなかったことに気づき、反省しました。
そこで台本の見直しを始め、インターン生の出勤日と社員の皆さんのスケジュールを調整しながら、役割分担を話し合い、撮影や編集に本格的に取りかかりました。 試行錯誤を重ねた結果、ようやく全員が「これだ!」と納得できる動画を完成させることができました。
今回のプロジェクトで、私が最も難しいと感じたのは、「メンバー全員のイメージを一つに揃えること」でした。 企画の段階で何度も話し合いを重ねていたにもかかわらず、いざ具体的に形にしようとすると、それぞれが抱いていた“理想の完成形”に微妙なズレがありました。そして、そのズレを丁寧にすり合わせ、みんなが納得できる共通のビジョンを作り上げていくことは、想像以上に難しい作業でした。
そんな中で印象に残っているのが、反省会で社員の方が言ってくださった、 「最初から完璧なイメージを共有しようとするのではなく、実際に動きながら少しずつ共通のイメージを育てていくことが大切」という言葉です。
とにかくやってみることで、初めて見えてくる課題や気づきがある。今回の経験を通して、その大切さを身をもって感じました。
私は就職活動の際、「考えてから動くタイプ?それとも動いてから考えるタイプ?」といった類の質問に、迷わず「行動派です!」と答えていました。 ですが、改めて自分自身を振り返ってみると、実は慎重になりすぎて動き出せなかった場面が意外と多かったのかもしれない、と考えさせられました。
申し遅れました。ワタクシ、カンマオです。
この夏は「考える前にまず動く」。小さなことでも、ちょっと勇気のいることでも、ちゃんと一歩踏み出してみようと思います!