初めまして。現在MD(マーケティングディレクション)部門でウェブサービスのテストやデータ分析などを担当しているりんご姉妹(赤)です。お酒と美味しいものを愛しています。寒くなると日本酒が美味しくなりますね。今回は私がデータ分析の世界で見つけた新しい楽しみについてお話しさせていただきます。
最初の頃を思い出すと、今でも冷や汗が出てきます。数字は苦手、IT用語はチンプンカンプン。画面に表示される数値やグラフを前に、ため息ばかりついていました。「コンバージョン率」「セッション数」「直帰率」次から次へと出てくる専門用語に、まるで異国の言葉を聞いているような気分でした。数字の先にある「分析」という作業のイメージが全くつかず、3歩すら進めない下がりっぱなしのスタートでした。
そんな状態からなんとか前進できたのには3つの鍵があります。
1つ目は、基礎からコツコツと学べる環境です。
最初はわからなくても、基本的なIT用語からツールの使い方まで、自分のペースで学ぶことができます。また、「時間をみつけて沢山さわってみるといいですよ」とアドバイスしてくれるので、進めていくのに気持ちに余裕を持つことができたなと感じます。
2つ目は、周りの支えです。
困ったことを共有したり、一緒に考えてくれたりと親身になって一緒に考えてくれる心強い仲間。率直に話し合える関係があることで、一人で抱え込まずに前に進むことができています。わからないことがあっても気軽に聞ける、協力し合える環境はありがたく思います。
3つ目は、具体的なフィードバックです。
「この分析視点は面白いね」と評価してもらえることは、自分にとても刺激を与えてくれる成長の源になっていきました。自分ではわからなかった新たな気づきを発見できたり、意見をもらえたり。こういった経験を重ねることで、徐々にデータを見る目も変わり、少しずつではありますが確実に成長を実感できています。
今では数字からストーリーを妄想することが楽しみになっています。先週より閲覧数が増えている理由を考えたり、新しいコンテンツの効果を予測したり......自分なりの視点で分析しトレンドやパターンを見つける面白さは、普段の生活では経験できないことです。 データの背景にある要因を考えることは、まるで冒険のよう。正解は一つじゃない。だからこそ、新しい発見があるたびに視野が広がっていく。今では、かつて苦手だった数字たちが、新しい気づきを教えてくれる大切な存在になっています。