Mogic社内で実践しているトレーニングを紹介

インターン生の連載

【インターン連載】ミズノと申します。4

2025.05.08

Mogicでインターンをしているミズノと申します。

突然ですが、今私が一番苦手としていること、それは「文章を書くこと」です。 もちろん、幼い頃に文字を覚えて文章を書くようになってから、もう20年近く経つはずです。しかし、今この記事を書いている最中も、改めて文章を書くことの難しさに直面しています。なぜなら、「文章を読む相手」を想像しながら書くことが求められるからです。

そんな私ですが、Mogicでインターンを始めてたくさんの文章を書かせていただく中で、“あること”を意識するようになりました。そこで今回は、私の「文章を書くこと」に対する意識の変化についてお話ししようと思います。

約一年前、入社してから初めて頂いたのがチームで運用しているインスタグラムに投稿する文章を書く業務でした。 それはMogicで育てている植物たちを紹介するやわらかい雰囲気のアカウントなのですが、初稿に対してチームの皆さんから頂いたご指摘が、
・自身の考えが強く出てしまっていて、アカウントの雰囲気に合っていない
・内容を詰め込みすぎていて、伝えたいことがぼやけてしまっている
といった内容でした。

このフィードバックを受けて、自分の文章のクセや視点の偏りに初めて気づくことができました。振り返ってみると、それまでの私が書いてきた文章は、読書感想文だったり、日記だったり、自分の思うことをただそのまま綴ったもので、”誰かに読んでもらう”という視点が欠けていたんです。

さらに、特にMogicで書く文章には、明確な目的があります。 例えば、このランタンは「Mogicで得られる学びを発信するメディア」で、記事を読んだ方がMogicに興味を持つきっかけになれば、という思いが込められているのだと私は理解しています。 そんなメディアで文章を書く上では、「誰が読むのか、その人はどんな関心を持っているのか、読んだあとにどんな印象を持ってほしいのか」という想像をしながら、想いの伝わる言葉を選び構成を練っていく必要があります。

最初はとても苦戦しました。どの粒度で書くべきなのか、どういったトーンで進めていくべきか、迷う部分がたくさんあったのですが、その都度チームの方々が時間をとって文章を読み、丁寧にフィードバックをしてくださいました。 そのどれもが読み手の目線からご指摘くださったもので、一緒に表現を考えてくれる場面も多くありました。 「ここの部分はミズノさんらしさが伝わっていいね」「ここは説明が足りていなくてスラスラ読みづらいかも」というように、読み手の視点から本当に細かい文章表現まで一緒に試行錯誤してくれたんです。 文章を書くことは思っていた以上に難しくて、でも同時に、皆さんにご協力いただきながら、読者に想いを伝えるために試行錯誤して文章を構成することがだんだん楽しくなっていきました。

そんな経験があり、今では文章を書く前にまず、誰が読むのか、どう感じてほしいのか、という部分を意識するようになりました。読み手を想像することで、だんだんと文章に芯が通るようになった気がしています。 そして、「ミズノらしい文章」を書くことも忘れずにいたいと思っています。

Mogicでは書き手の想いや個性がにじむような、”らしさ”のある文章が求められます。自分らしさ、Mogicらしさ、LearnOやPhollyなどサービスごとの空気感。それぞれのバランスをどう取っていくか、日々頭を悩ませながらも文章と向き合っています。

さて、新体制になってから一か月ほど経ちました。入社して間もないころ、日頃お世話になっている社員さんが付箋に書いたメモをパソコンに貼っているのを見て真似するようになったのですが、次第に我流になり、最近は格言を付箋に書いて貼ったりしています。そんな格言付箋ですが、新チームになってから、よくいたずらされるようになりました。出勤したら格言付箋が増えていたり、付箋の配置が芸術的になっていたり......ちょっと楽しみになりつつあります。私もそろそろ仕掛ける側になりたいです......。