【エンジニア連載】はじめに
こんにちは、ナツです。
前回、学童野球のスコアラーとして、そしてマーケティング担当として「未経験からの挑戦」について書かせていただきました。
あれから月日が経ち、相変わらず週末は野球に打ち込む子どもたちの母としてグラウンドを走り回り、夜はおいしいお酒(最近は特に芋焼酎お湯割りがお気に入りです)に癒やされる日々を送っています。
今回は、そんな私の「マーケティング業務への挑戦・第2章」についてお話しさせてください。
■ AI時代への挑戦 ──見えない相手に「届ける」ということ
現在私は、eラーニングシステム「LearnO(ラーノ)」をより多くの方に知っていただくための「サービスマーケティング」に携わっています。
その業務の中のひとつに、毎月のSEO分析調査があります。
皆さんが何かを検索したとき、AIがどう答えを導き出すか、どのような言葉なら「LearnO」がその答えとして選ばれるか。
これらを調査し、外部のマーケティングメディアへ掲載する記事の執筆を行っています。
入社当時は「???」だった専門用語も、今では「このキーワードなら、あのお客様に届くかもしれない」という道しるべに見えてきました。
AIや検索エンジンというデジタルの向こう側にいる、悩みを抱えた「人」を想像しながら言葉を紡ぐ。
それは、手探りでチラシを配った野球チームの集客とも似た、地道ですがとても大切な「届ける」作業だと感じています。
■ 数字で見える手応え ——「書く」のその先へ
記事は「書いて終わり」ではありません。
掲載された記事から、実際にどれくらいの「リード(お問い合わせ)」が発生したのかを毎週追いかけ、整理するのも私の大切な役割です。
自分が悩みながら選定したSEOワードが当たり、記事を通じてお客様が「LearnO」に興味を持ってくださったと分かった瞬間は、何にも代えがたい喜びがあります。
ただ文章を書くだけではなく、その先にある成果まで責任を持つ。
数字としての結果が見えることで、かつて営業職で感じていた「目標を追う楽しさ」が、形を変えて蘇ってきたような感覚です。
■ 終わらない挑戦 ——母として、マーケターとして
SEOの世界も、子どもの成長も、正解がないからこそ悩み、面白いのだと思います。
AIの進化に合わせて検索のトレンドが変わるように、私自身も変化を恐れずアップデートし続けなければなりません。
「未経験だから」と戸惑っていた私が、今では「どうすればもっと伝わるか」を主体的に考えています。
新しい知識を吸収し、試行錯誤を繰り返す毎日。
野球に打ち込む子どもを支える母としての強さと、仕事人としての探究心を掛け合わせながら、私の挑戦はまだまだ続いていきそうです。




