Mogic社内で実践しているトレーニングを紹介

インターン生の連載

ワタクシ、カンマオです。

2024.09.05

この度、MicroTech(マイクロテック)企画として、Mogic恒例行事のおやつ争奪戦に欠かせないじゃんけんサービスをリニューアルすることになりました。詳しい背景や過程などについては、是非ワタナベくんの記事をご覧いただければと思います。


ワタナベくんの記事はこちら

この企画の最も重要な目標は、従来のものとは一線を画す、ワクワクするようなサービスを作り上げることでした。私にできることは、アイディア出しとその案の絞り込みに限られていましたが、その全てに全力を注ぎました。

当初、私は生まれて初めて行うにも関わらず、アイディア出しは得意だと自信を持っていました。なぜなら、現在、流行している性格診断において、私はENFP型であるとされ、このタイプは、一般的に創造力に優れていると言われているからです。仲の良い後輩の1人も同じENFP型で、2人で会話を重ねるうちに、協力すればテーマパークを作れるのではないかという結論に至ったほどです。もちろん何の根拠もありませんが。

ところが、実際に取り組んでみると、予想以上に難しいものでした。今回のMicroTech企画を通して最も強く感じたことは、やりたいことを現実に落とし込むことの難しさです。どれだけアイディアが浮かんでも、現実の運用にはさまざまな制約がついて回ります。世の中に出回っている商品やサービスも、元をたどれば、小さなアイディアの種から始まり、数々の制約を乗り越えて誕生したのだと考えると、不思議な気持ちになります。

以前、社員の方とお話しした際に、「やりたいことの60%を実現できれば、それは成功だ」と言われた言葉の意味を今回の経験を通して深く実感しました。むしろ、やりたいことが少しでも実現できたらラッキーだと考えたほうが、気持ちは楽になるのかもしれません。なんだか「大人の階段」を一段登ったような気分でした。

また、案を絞り込む過程では、アイディアを具体化するために、広げた可能性を縮める作業が必要でした。やりたいことを詰め込むだけでは、第三者から見たとき、「わかりづらい」と判断されてしまうためです。

実際、社員の方からいただいたフィードバックで、「コンセプトを詰めすぎてわかりづらい」と指摘され、このことでさらに、やりたいことを現実に落とし込むことの難しさを感じました。私たちは、そのアイディアに精通していても、客観的に見たときに一目で理解できる「わかりやすさ」を実現するためには、意見を尊重し合いながらも、優先順位をつけて取捨選択しなければならないことを学びました。

しかし、そもそもこのMicroTech企画が、従来のじゃんけんサービスのワクワク感の欠如を問題視したところから始まっている点に、Mogicらしさとその強みを再認識し、さらにMogicへの愛情が深まりました。

現在は、サービス構築の途中過程で送られてくる画像にワクワクしています。当初は、最終的にまとめられた案に対して、「これじゃない」という感覚がありましたが、実際に形になっていく様子を見ると、まるで我が子のように愛着を感じるようになりました。エンジニアとデザイナーのお二人、お力添えいただいた社員の方には感謝の念に堪えません。

はじめまして。申し遅れました。ワタクシ、カンマオです。ようやく私の一番大好きな季節の足音が聞こえてきました。ワクワクしますね。