インターン生、新卒に向けてエンジニアの仕事や考えを紹介する連載です。
今回は「クオリティ」についてです。
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<まとめ>
・クオリティは全ての関係者に影響する
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■ クオリティ
システムが目的を実現できているかどうかです。
■ 機能は最低ライン
経験が浅いうちはとにかく動かすことがゴールになります。ですが動かすことは最低ラインと捉えるべきです。システムに求められる特性に沿うように設計、構築することが大切です。
「動かすことは誰にでもできる、正しく作ることが難しい」
現実の世界でシステムが価値を提供できているか観察を続けましょう。
■ バグが1つでもあれば不良品
バグはつきものというのはエンジニア目線です。ユーザー目線ではどんなバグも許容できません。
■ クオリティが低いと関係者を苦しめる
バグが多いとテストに時間がかかり、問い合わせのサポートにも労力がかかります。処理が重いとユーザーは作業に時間をとられストレスです。拡張性がなければ追加の改修に余計なコストがかかる、あるいは求められた要望に応えられないかもしれません。エンジニアが作るもののクオリティが低いと関係する人たちを苦しめます。そのことを自覚して責任を持って取り組む覚悟が必要です。
■ 日用性、堅牢性、喜び
とある建築家が述べた良い建築の条件です。クオリティについては様々な視点や分析手法があります。研究してみましょう。
■ サービスのクオリティ
サービスは利用開始から終了までのあらゆる要素が満足度に影響します。サービスのクオリティはより広い範囲を視る必要があります。その分チームワークが大切になります。