社内のイベント企画会議での一コマ
最近は社内のイベント(通称:茶番劇)もすっかりオンライン化し
次に行われる誕生日イベントもオンラインで開催予定
オンラインでみんなが楽めるものって何だろうと悩んでいると
メンバーのMさんが自信たっぷりに企画を持ち込んできました
Mさんはチームのアイデア隊長
いつも斬新なアイデアを考えてくれます
けれど時にぶっ飛びすぎて
他のメンバーを完全に置き去りにすることも
今回は一体どんな企画が・・・
不安と期待が高まる中、告げられたのは
劇(RPG風)を会社の屋上からライブ配信するという企画
僕とY君の男性陣2名が屋上で劇を担当
Mさんたち女性陣2名は室内で裏方を担当
いやぁ
/(^O^)\ナンテコッタ!
たしかに誕生日の社員さんはゲームが好きなので喜んでくれそうだし
ライブ配信劇というのもオンラインならではの企画
が、しかし
今は連日36度を超える真夏の時期
そんな中で屋上に放り出されるなんて冗談じゃない
まずい、なんとか阻止せねば
「いやーMさん面白いね。面白いんだけどさ、あのー何ていうか、さすがに今の気温だと難しいんじゃないかな?」
「はい!万全な日焼け対策をお願いします!」
違う、違うんだMさん
僕は日に焼けることを心配してるんじゃないんだ、そこじゃないんだよ
熱中症とかそういう命の危機的なことの方なんだ言いたいのは
と、ここで芽生えるある疑惑
これはもしかして
社内イベントにかこつけた殺人、事故に見せかけた他殺なのでは
なんてことだ…
ここまで共に力を合わせてイベントを成し遂げてきたメンバーの間に
こんな大きな亀裂が生じていただなんて
間違いない、男性陣は抹殺されようとしている
けれど!諦めなければ突破口は見つかる…はず!
「あ!Mさん!その日大雨みたいだよ!いやー残念!残念だ!これはさすがにちょっと厳しいよねー!」
「大丈夫ですよ!雨天決行でいきましょう!」
突破口なんて幻想だったのだ
(完)
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企画はやるたびに難しさを感じます。
内容の意外性、参加する人たちのコンディション、社内外の状況、安全性などの様々な要素を多面的に考えてバランスをとる必要があります。
多くの要素を見つつ最後は1つの形(今回の場合はイベント)に集約させていくというのは
楽ではないですが面白みのある部分です。
オンラインという状況はある面で制約にもなりますが、
新しいことに取り組めるチャンスだと捉えて引き続き模索していきたいです。
※今回のイベントは、元のアイデアの面白さを別の形で抽出して最終的には室内で開催できました(助かりました)