前回のプロジェクトから2ヶ月が経ち、季節は秋から冬に移りました。この時期のMogic恒例行事といえば、年賀アプリ開発です。年賀アプリとは、日頃Mogicがお世話になっている企業様に向けて年賀メールと共に送り、新年から楽しく感じてもらおうというゲームアプリです。
今年の年賀アプリは2025年の干支である蛇と相撲を組み合わせて、「巳合ってGOファイト!」という相撲ゲームアプリを開発しました。あらすじは、相撲が弱い主人公が巳神様と出会って力を授かり、優勝を目指すゲームになります。そして、ゲーム内容は画面の連打とタイミングゲームで戦います。今回の開発はなんと約1ヶ月半の期間で行い、方針も出社するたびに変更があったため、年末までに最後まで終わるのか心配しながら開発を行っていました。
当初のゲーム内容は、始めに性格診断を行い、その結果に応じた技を持つキャラクターを操作し、仕切り時間はリズムゲーム、組合時間は連打ゲームを行う予定でした。しかし開発期間を考えると、とても1ヶ月半で終わる内容ではありませんでした。そのため、出社するたびに要素がなくなっていき、初めに性格診断がなくなり、次にリズムゲームがなくなり、連打ゲームだけが残りました。開発はリズムゲームから取り掛かっていましたが、このフェーズがなくなることを聞いて、前回まで作っていた内容が使われなくなる悲しみと実力不足を感じました。
しかし、実装されることのない開発を行っていたとしても、今回初めて触れたフレームワークのノウハウをある程度インプットできたので、次の開発に活かせると感じました。具体的には、キャラクターやアイテムの設置・動作、アニメーションの組み込みや画面遷移について仕組みの理解があげられます。これを元に、取組んでいるキャラクターの動作や勝利後のアニメーションを実装することができました。
ここまで真面目なお話だったので、開発の裏話でも話しましょう。今回の開発期間は先ほども述べたとおり、1ヶ月半という短い期間でした。毎年年賀アプリ開発は忙しいようで、地獄と例えられます。実際私も開発を行っていて地獄のように忙しい期間でした。そして、それを周りにアピールすると言わんばかりに背中に地獄と書かれた法被を上司から渡され、それを着用しながら開発を行っていました。
そして、特に忙しかったのが年内最後の出社日です。この日に開発の総括と調整を行っていたため、時間が全然足りませんでした。インターンに参加してから半年ほど経ちますが、初めて遅くまで残業をしました。しかし、残業は辛いことばかりではありませんでした。なんと、残業している人全員でピザを頼んでちょっとした打ち上げをしました。ずっと作業して疲労も溜まっていたので、このタイミングのピザはとてもテンションが上がりました。
ここで皆さんに質問です。
「パイナップルピザはありですか?」
ピザはミックスピザやシーフードピザなどを頼んでいたのですが、その中で一際オーラを放っていたのがパイナップルピザです。今までパイナップルピザを食べたことがなく、どんな味かすごく気になっていました。上司の方でも、パイナップルピザを激推しする人がいたので食べてみました。食べてみた感想として、正直味については良く分からなかったのですが、ピザを食べているのに果汁が口の中に広がって面白い感覚でした。
大きく話が逸れてしまいましたが今回の年賀アプリ開発では、限られた期間での最大のパフォーマンス、臨機応変な開発、初めて触れるフレームワークについてなど多くのことを学びました。また、忙しい合間のご褒美タイムなどここでしか味わえないような体験もさせていただきました。今後の活動としては、以前開発していた「ウォンバットのスイーツハント」の改良に取り組んでいきます。前回のフィードバックを真摯に受け止め、より良いサービスにしていきたいと考えています。
まだ名乗っていませんでした。オレ、ナワです。新年を迎えて最初の記事です。今年の目標は「何事も本気で!」です。